総合コンサルへの転職はエージェントを使うべき？現役コンサルが徹底解説

本記事では、総合コンサルへの転職でエージェントを使った方が良いか、現役コンサルが徹底解説します。

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総合コンサルとは

総合コンサルは、戦略立案の上流案件から、システム導入、運用まで幅広く業務を行っているコンサルティングファームを指します。

具体的には、Big4やアクセンチュアが総合コンサルティングです。

※Big4：デロイトトーマツコンサルティング、PwCコンサルティング、KPMGコンサルティング、EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング

総合コンサルへの転職でエージェントは使うべき？

使うことをおすすめします。

総合コンサルは、戦略コンサルよりも採用人数が多いため、就職難易度は高くないと思われがちです。

しかし、選考対策をせずに総合コンサルを受けてしまうと、あっさりと落ちてしまいます。

コンサルティングファームによっては、選考の応募から2年間は再応募ができないコンサルティングファームもあるため、志望度が高いのであれば、しっかりと選考対策をしましょう。

コンサルティング未経験の場合は、迷わず転職エージェントを活用して、応募書類の添削やフェルミ推定対策、ケース面接対策をすると良いです。

転職エージェントは数多くありますが、総合コンサルへの転職におすすめの転職サイト、エージェントは、この3つです。

コンサル業界に強い転職サイトは、こちらで詳しく解説しています。

総合コンサルに転職する前に知っておくべきこと

希望の案件にアサインされないことが多い

総合コンサルに転職する方は、戦略系の案件を希望することが多いですが、多くの方は、戦略系の案件にアサインされません。

なぜなら、総合コンサルファームが獲得する案件で、戦略系の案件は2割ほどしかなく、戦略系の案件が最もコンサルらしい仕事というイメージがあるため、コンサルファーム内での希望者も多いからです。

そのため、多くの若手コンサルタントは、PMOやシステム関連の案件にアサインされます。

アサインされた案件で結果を出せば、希望の案件に移ることは可能なので、実績と信頼を積み重ねる必要があります。

身に付くスキルが偏る可能性がある

総合コンサルでは、若手コンサルタントにプール制を設けていることが多いです。

プール制とは、業界を問わず幅広い案件にアサインさせる制度です。

好奇心旺盛な方にとって、プール制は、たくさんの業界に関われる良い制度です。

一方で、コンサルタントのアサインは、実績によって決まることが多いです。

つまり、プール制とはいえ、最初の案件で経験した業務内容に近い案件にアサインされることも少なくないです。

結果的に、3年間、PMOだったというコンサルタントもいます。

年収は増えるが、残業時間も増える

コンサル業界への転職の場合、年収が1.5倍程度になります。

一方で、プロフェッショナルとして、質の高い成果物を求められるため、業務時間、残業時間も増えることになります。

実力をつけたい方には、コンサル業界をおすすめできます。

まとめ

総合コンサルへの転職はエージェントを使うべきなのか解説しました。

総合コンサルは、戦略コンサルと比較して就職難易度が低いから、転職エージェントを使わなくて問題ないと考える方もいますが、転職エージェントは積極的に活用すべきです。

なぜなら、総合コンサルは、他の業界と比較すると、就職難易度が高く、独特の選考があるからです。

また、転職エージェントを活用すると、年収交渉をしてくれるため、希望の年収での転職が可能になります。